こんにちは。
今日は、中学生の1学期の成績がどのようにつくかをお話します。
問題になるのは、
・ 1学期の成績が前の学年の成績の影響を受けるのか
・ 1学期の成績がその後の成績に影響を与えるのか
についてです。
■ 前の学年からの影響について
1年生は、小学校から成績やその他の情報を受け取りはしますが、それを成績に反映することはありません。
そして、どの学年もですが、学年末以外は学期単体でつけますから、過去の影響は受けません。
つまり、1学期の成績は、前の学年の影響を受けません。
■ 未来に与える形容について
さて、上で、学年末以外は学期単体でつけると言いました。
その学年末は、どのようにつけるのかというと……
学年を通した成績をつけます。
1年生、2年生に関して言えば、1学期の成績は2学期の成績には影響しませんが、学年の成績には影響します。
よって、学年の成績の3分の1程度が1学期で決まると思っておくと良いでしょう。
注意が必要なのは3年生で、学年の成績は11月、2学期の期末テストが終わった段階でつけられます。
つまり、1学期の成績が約半分のウェイトを占めます。
1学期の失敗は受験の失敗を意味すると言って良いほど重いです。
具体的には、2学期単体での成績が5になるような努力と結果を残して、1学期よりひとつ上の成績がつく、とイメージしてください (1学期が4の場合に限りひとつ上がるかどうかも不明で、5の場合は上がりません)。
1学期は、1学期単体で5がつくような努力と結果を残せば、当然 5 がつきます。
でも、2学期はそうではない。
なんだか変な感じがするかもしれませんが、そういう仕組みになっています。
さて、1学期の成績と内申点のかかわりについて、別記事として書きます。
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